2017年6月12日
晴れ(広島)
ここ数日、人生の中でも大切なことがあったのですが、ブログに書くようなことでもないので割愛します。
この3日ほど何も考えられず、仕事もせず、ただ人に言われるがままに動き、ひたすらに気を紛らわせていました。昨夜、少しだけ落ち着いたので下の本がカバンに入っていたので一晩で読みました。
新たな魚類大系統―― 遺伝子で解き明かす魚類3万種の由来と現在 (遺伝子から探る生物進化 4)
- 作者: 宮正樹,斎藤成也,塚谷裕一,高橋淑子
- 出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会
- 発売日: 2016/10/27
- メディア: 単行本
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魚類の系統発生をミトコンドリアDNAにて一から検討しなおすというとてもダイナミックな内容でした。しかも、この大きな仕事をたった15年くらいで成し遂げてしまっています。おそらく、著者とその研究グループの持って生まれた運のようなものと、客観的・合理的に仕事を進められる実務的能力が高いレベルで生みだされた成果かと思います。分野外ですが、人に自信をもって推薦できる本かなと思いました(推薦されても困るでしょうが)。
さて、これから昼過ぎまで少し姉に付き合って、自宅に戻ります。