2011年12月19日

午前中は研究所内の大掃除。1年に1度しかしませんので、けっこう汚れていますが、それでも綺麗になると来年もがんばろうという気持ちになります。いよいよ年末ですね。とはいっても、明日から韓国・釜山出張で23日に帰国ですので、まだまだ仕事モードなのですが・・・。

午後からは、プロダクションモデル系のプログラムをあれこれいじって、多分間違いはないだろうとの判断のもと、パラメーターを変えつつデータを取っていく。基本的にパソコンばかりだが、実験と同じである。条件を変えながら最適な野生生物の管理を考えていく作業である。論文化されたら、このブログでも取り上げてみたい。

さて、今日は昨日の続き。単純な増殖率を仮定して野生生物の資源量の動態がどのようになるのかを考えてみる。たとえば、0.8〜1.2の増殖率の生物の資源動態を100回ほど繰り返して発生させてみる。

rm(list=ls()); set.seed(0); period <- 100; loop <- 100; initial.size <- 20; max.rate <- 1.2
generation <- seq(from=1, to=period)
Npops <- matrix(numeric(period*loop),nrow=loop,ncol=period)
for (j in 1:loop){
rate <- runif(period,min=0.8,max=max.rate)
Npop <- initial.size
for (i in 2:period){
Npop[i] <- rate[i-1]*Npop[i-1]
}
Npops[j,] <- Npop
}
plot(Npops[1,],type="l", ylim=c(0,200), xlab="generation",ylab="population size")
par (new=T)
for (i in 2:loop){
points(Npops[i,],type="l", ylim=c(0,200), xlab="generation",ylab="population size")
}


このプログラムを実行させれば、下のようなグラフになるはずだ。

このようにR上で様々な条件の個体群を発生させて、どのように管理すべきなのかを色々と実験してみることになる(私のモデルは、もうすこし複雑)。

朝:トースト、昼:弁当、夜:オムレツ

勉強:4年生は算数と社会、1年生は算数と国語をだいたい40分〜50分ほど(宿題別)。